内科小児科クリニック医院診療所の移転内装設計図工事

設計事務所に相談した理由

内科診療所を移転することを検討していた医師先生が、はじめに医院コンサルタント紹介の設計施工会社と相談していて、間取りプランも相談していた段階で、間取りプランが決まり掛けた途端に、内装の仕上げ材の自由度や工事の金額の扱いが突然厳しい対応になり、困ってしまったそうです。

そこで当方に相談があった際、はじめのご相談は、「間取りプランが決まったからといってその後に選ぶ内装材料がすべて決まってしまう事はありませんよね?」というお問い合わせでした。

私は何を問い合わせいただいたのか理解できませんでしたが、医師先生が非常に困った状況であるあったと言う事は理解できました。私からは「すべての選択決定権は医師先生にあって、設計者は選択できるものをものをいかにたくさん用意するかが役割です」と答え、先生にご理解とご納得をいただき内装設計の検討が始まりました。

間取りプラン

以前に進められていた間取りプランを前提に、改めて練り直しがされました。意外にも多数のご希望が加えられました。

テナントの形

賃貸される場所は、車の往来がある道路に面する地上階で、奥になるほど広がる台形の形をしています。

内科小児科医院クリニック間取り平面図プラン

受付と待合室

玄関ガラス框扉を開けた正面に受付があります。受付は壁面に窓が開いた形となっていて、複数の受付対応ができる幅長さが確保されています。

玄関扉を入った左手には待合室が広がっています。待合室からはトイレ、X線室、診察室に入れるようになっています。

ちなみに院内は土足のまま出入りする形です。

診察室

患者さんは待合室から診察室に入りますが、診察が終わった後の治療や検査が行われる処置室に、直接入る患者さんもいるので、診察室は待合室と処置室をつなぐ通路から扉を開けて入ることになりました。

また受付と処置室の間にもあり、診察室は待合室、受付、処置室に囲まれたような間取りプランになっています。

診察室の後ろ側はカーテンで仕切れるようになっていて、受付と処置室の看護士さんの往来を隔てられるようになっています。

診察室には直後に手洗い台が設けられました。

X線室

レントゲンX線室は、撮影機器がデジタルの撮影の機器に変わり、操作室は以前より小さくなりました。既存の医院では、患者さんはX線室に待合室から入る形となっており、こちらのクリニックでもその動線が導入されました。

X線室への出入り口は新しく引き戸にされました。

処置室

こちらでは様々な検査や治療がなされる予定です。ベッド二台が置かれてその周りをカーテンで仕切れるようになっています。どちらの部屋からも出入りができて、洗浄台も隣接しています。

動線的には患者さんの動線と医師先生および看護師さんとの動線は、分離されながらもこの処置室で交差しながら確保されています。

洗浄消毒台

処置室に隣接しながらも視線は届かないようにした部分に洗浄台を並べました。様々な機器や道具が用意されるために、患者さんの目の届かない場所にされたいとのご希望でした。

内装設計

間取りプランが定まった上に、各部の設計がまとめられました。

待合室

待合室は外部歩道から内部を伺い知れる大きなガラス窓があります。患者さんは、外から内部を見る方向に、診察室内部の方向に座って待っていただく形になっています。

そこで外から内部へ、待合から診療室へ向かう姿勢を促すように、天井に凸凹になる格子を設置しました。さらにその凹の中に棒状の照明器具を差し込んで強調させています。

内科医院診療所

外部歩道に面しているガラスの日除けのためにブラインドを設けることにされました。ブラインドには、

  • 横羽型
  • ロール型
  • 縦型

があります。日除けをしながらも、内の待合室の様子を伺い知れるように、縦型ブラインドが選ばれました。

照明

院内の照明は、白色を選びました。(4500Kケルビン)

また、処置室については、様々な使用方法が考えられるので、調光・調色が出来る器具にしました。

トイレの照明は、赤外線センサースイッチにして、患者さんがスイッチを触れなくても照明のON/OFF が出来る様にしました。

空調換気

空調エアコンは個別の器具で、経年で故障しても、隣接する器具で賄える配置にした出来る様にしました。

換気は、全室の空気が動いて換気排気が出来る様にしました。

看板

前面の道路はバスの大型車の往来が無いので、看板の高さは歩道や自動車の目線を重視して、高さを押さえた場所に看板を掲示しました。

待合室が歩道からうかがい知れるので、シンプルな名称と診療科目と診療曜日のみの表示にしました。

届出とご開院

医院の開院には、保健所に、

  • 診療所開設届
  • X線機器設置届

を提出して開院し、

厚生局に

  • 保険医療機関の指定申請

を提出して受理されて保険診療が始められます。

無事届出も終わり、無事に開院されました。

ご相談から開院までのスケジュール

昨年の12月末にご相談をいただき、7月初めに開院されました。よって計画に約6か月を要しました。

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北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の四半世紀を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、お客様の家づくりや建物のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈患者さんに確かな診療や治療を行う医院クリニック〉を実現して下さい。


ご相談は無料です。ご相談をいただいても直ぐに費用は発生しません。。ただし 間取りプランの検討や作成など 間取りプランの作成や工事金額の試算などで費用が発生する場合は事前にご説明し、ご納得いただいてからになります。ご相談には責任あるお応えをさせていただきます。


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