建築物の特殊な設計技術
防火地域に「木造耐火」建築物を建てる
JR立川駅至近に建つロフト付アパート併用住宅の敷地は、都市計画法上で「防火地域」という万が一火災が起きても延焼しないようにするために、建物の耐火防火性能を高める必要がある地域(防火地域)で、その規制から木造でも耐火建築物にしなければならない規制がありました。
別荘の湿度が高くてカビ臭い対策
箱根の別荘の改修リフォームで、一年を通して湿度が高い箱根では、期間を空けて別荘を訪れると、外気の湿気が内部まで入り込むために、部屋全体、布団や繊維、特に押し入れの中にカビが発生して、その臭いの除去に毎回苦労しているとお悩みを頂きました。
防犯と風通しが両立出来る外付けブラインドシャッター
横浜妙蓮寺の兄弟の2世帯住宅並列住宅の、2階建てのリビングが面する窓は、外の景色を眺めたり、陽射しを入れたり、風通しを良くするためのとても大事な開口です。反面、家を留守にしたり、夜になれば防犯上他人の侵入を防止したいので、閉じなければなりません。けれども風通しは確保しておきたい。そのようなご希望がご家族にありました。
温浴施設・公衆浴場の温浴室の設計
温浴室の温度湿度を高温多湿に常に一定に維持するために、加温する設備と、保温する建築内装下地と仕上が必要です。ランニングコストを抑えて素早い加温能力を求めるために、ガス給湯による加温方式を採用しました。
X線レントゲン室の寸法と放射線遮蔽内装仕上
レントゲン機器によって部屋の縦横の寸法は変わるので、出来れば早く医師先生に機器を決めていただくようにしています。決定するのが難しい場合は、選ばれる可能性がある機器の中でも一番大型のもので計画しておき、機器が決定され次第、必要な部屋の寸法に合わせて修正します。(金額的にも一番大きな部類に入るので、予算確定をするためにも早期の決定は必要と思われます)
小児歯科医院のX線室の室内寸法放射線遮蔽
レントゲン撮影を行う医院の計画では、X線室の位置や大きさは、医院の中央付近に配置されることが多いので、間取りプランの検討や設計ではとても大事な内容のひとつです。
和風二世帯住宅のバルコニーFRP防水と排水
横浜の二世帯住宅の間取りプランは中央に玄関があって、玄関から左右に分かれる型になっています。親世帯は平屋、子世帯は2階建てになり、子世帯の各個室は2階に配置されました。個室に付く場所にバルコニーがあり、寝具布団を干す場所になっています。このバルコニーの下部の1階には部屋があり、バルコニーには雨水が入り込むので、床は防水をして雨水を1階の部屋に落とさないようにしなければなりませんでした。
汚れないトイレ
東京新橋の本社事務所オフィス内の各トイレは、汚れにくいトイレになることを目指しました。公共建築の設計で培った経験ノウハウを活かして、汚れない、傷付かない、洗い易いトイレの仕上材にしました。
日射しを和らげるエントランスホール
南側前面道路と執務事務室の間に設けた吹抜けエントランスホールは、本社ビル建物の玄関としての設え、南側面の断熱空気層になる、南側道路の喧騒音を執務事務室に伝えない遮音空気層になる、という役割があります。
オフィスビルに絵画を展示するスペースを設ける
オフィス内部には多数の絵画美術品が展示されました。絵画や立体美術品の展示には、展示するための壁下地や台、そして照明などの設えを用意しました。
コンピューターサーバーを守る免震装置
海運船舶会社である本社オフィスビル建物の機能のひとつに、世界の多数の国々のオフィスや海上船舶から、24時間を通して常に交信できる必要がありました。その場合サーバーコンピューターは、大変重要な心臓機能であるため、天災に対して多重に防護出来る部屋が求められました。
マンションリフォームで個室寝室を防音遮音仕上げ室にする
ご家族の構成が変わったことでお住まいのマンションを半分スケルトンリフォームを行うことになったマンションで、ご家族の1人は出来る限り静かで物音のしない寝室になることをご希望されました。
マンションリフォームで建材のアレルギーを工事前に直接実体験して判別
マンションに住まうご家族が年月を経ると、他の地で暮らし始めたりと家族構成が変わって、模様替えや設備の取り替え更新も含めて改修リフォームをすることになりました。ご家族には建材などに含まれる薬品を受け付けないアレルギー体質の方がおられました。
部屋の明暗印象ー凹凸の影で暗い印象の壁を明るくする
部屋の床面の照度をいくら明るくしても、明るいと思えない部屋があります。例えば、壁面に黒い石や濃い茶色の木の板を貼った部屋などがその例えになります。黒色や濃い茶色はいくら強く照らしても黒は白くならずに黒のままで、部屋の明暗印象は実際の床面の照度よりも周囲壁画の色彩や明暗の印象によるからです。
耐火建築物の鉄骨部材耐火被覆塗料
建築基準法では建物の用途、面積規模、階数などの条件によって建物を燃えない建築物にするように規定しています。今回の建物は、多数の方々が利用する建築でもあり、規模も大きなものになり、建築基準法上 耐火建築物とする必要がありました。
地下屋内プールの耐水耐湿防錆吸音床壁天井仕上げ材料
屋内プールの内装工事では、湿度が高く=カビが発生し易い、利用者様は水着=傷付き易い、消毒塩素=金属が錆び易い、という厳しい条件に満足できるものでないといけません。材料選びは慎重に行われました。
(株)北島建築設計事務所のホームページにご来訪いただきまして、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、お客様の家づくりや建物のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。
設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などなどを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈豊かに暮らせる住まいや建物〉を実現して下さい。
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