事務所の明暗印象ー凹凸の影で暗い印象の壁を明るくする

部屋の明暗の印象

部屋の床面の照度を照明器具を変えたり増やしたりして いくら明るくしても、明るいと思えない部屋があります。例えば、壁面に黒い石や濃い茶色の木の板を貼った部屋などがその例えになります。黒色や濃い茶色はいくら強く照らしても黒は白くならずに黒のままで、部屋の明暗印象は実際の床面の照度よりも周囲壁画の色彩や明暗の印象によるからです。

ある事務所建物の広い執務空間で、お客様から「この暗い事務所を明るい空間に改修して欲しい」とご相談をいただきました。

既存の事務所の印象

ご相談をいただいた部屋を見ると、

  • 壁面に凸凹がある
  • 凸凹が影を作っている
  • 沢山の種類の器具が取り付けられている

上記のような状況で、壁面の影と雑然さが暗い印象を与えていると受け取りました。

改修方針

改修の方針を以下のように定めました。

  • 壁面の凸凹を無くして影を無くす
  • 壁付けの器具は取り替えて目立たなくする
  • 視線に入る壁面を明るく照らす照明器具を設ける

としました。

改修工事

一旦執務空間の家具を移動して工事が始まりました。

凸凹の壁面線を統一して単純化して影をなくし、取り付いていたスイッチを集約して整然と並べて気にならないようにしました。

壁面を均一に照らす照明器具=ウォールウォッシャーダウンライトも追加して、壁面を明るく見せられるようにしました。

結果、暗いと思っていた執務空間を明るいオフィス空間に変えることが出来ました。

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