横浜大桟橋象の鼻パークでマーチングバンドのドリル演奏演技

中高生時代のクラブ活動

私 北島俊嗣は中学校高等学校時代のクラブ活動では、マーチングバンド部に所属していました。入部した動機は不純でしたが、私の人生を形作ってくれたとも言い切れるほど、大きな存在です。

マーチングバンドの魅力

マーチングバンドの魅力自体はご覧になってくだされば判っていただけると思います。言葉で説明するのは困難です。

多人数が集まって音楽を奏なで、同時に自身達が揃って動き回ることで演技をします。観て頂く素晴らしさもありますが、マーチングバンドの演奏演技は演じる者達への魅力も沢山あります。決してスポーツを批判している訳ではありませんから表現はご容赦下さい。

  • 男女が一緒に参加する
  • 補欠がなく特別な理由がない限り全員参加する
  • バンドとして大きければ大きいほど友達先輩後輩が沢山出来る

マーチングバンドのおかげ

私がお世話になった関東学院マーチングバンドは、現役活動する部員は総勢100名前後の部活動で、そのため先輩後輩も含めて沢山の知り合いがいます。今の設計事務所のお仕事をさせていただけるのも、その知り合いの皆様のおかげと言っても過言ではありません。

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マーチングバンドの周知発展のための企画

そんなマーチングバンドは、未だ未だメジャーと言えるほどその存在と魅力は周知されていません。マーチングバンドの本来の演奏演技は、40メートル四方の広場で約10分程度、ラッパと太鼓と旗などを持って演奏しながら隊列を組んで演技するドリルというものです。

多くの団体は、ラッパは高音から低音まで幅広い音程があり、かつそれぞれのラッパは一様に前方に向いています。太鼓も大太鼓や小太鼓なシンバルなど1種類1人ずつではなく、複数の同じ種類の太鼓が複数並ぶ多人数の編成で、重たい鍵盤楽器や特殊な打楽器は指揮者付近に置かれて演奏されます。旗や銃に見立てた演技道具を振りかざす演技も多人数が揃うとそれは大変見事です。

写真は2016年11月に開催された日(第1回目)の写真です。

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しかしマーチングバンドの演奏演技は雨が降ってはその催事が中止になってしまうので、ほとんどが屋根のある大型の体育館やアリーナなどで開催されます。するとどうしてもチケットを購入した方々しか観覧出来ない閉鎖的な催事になり、関係者や親族のみが観覧するだけで、普通一般の方々への演奏演技の披露は中々難しいものでした。

そこで一般の方々が通りすがりでも、無料でドリル演奏演技を観て頂こうと企画した催事が今回無事終了しました。昨年も企画しましたが、雨のため中止になりました。

場所は横浜大桟橋手前の象の鼻パーク。今回は晴天に恵まれました。出演してくださったマーチングバンドは6団体。いずれも関東地方の有名団体です。

海に向かって奏でる吹奏はさぞ気持ち良かったことでしょう。ご覧頂いたお客様は、会場周囲の上から観覧出来るプロムナードも鈴なりの観客で一杯。

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生身の人間が吹き出す金管楽器の鳴りの圧倒、皆がひとつに揃えるリズムの鼓動、曲に合わせた振りや踊りの華麗な姿、マーチングバンドの本当の魅力である皆で演ずる素晴らしさを、感じ取ってお判り頂けたと思います。

会場を提供してくださった横浜市の皆々様、当日の会場誘導警備の皆様、ご理解とご協力を頂いた関係者の皆様、誠にありがとうございました。皆様のおかげで開催をすることが出来ました。

第2回 2017年11月

 

第3回 2018年11月

 

第4回 2019年11月

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