医院クリニックの手洗洗面台と手拭き紙ペーパーとゴミ入れ口

名古屋「平安通クリニック」様 (心療内科精神科医院)の内装工事で、手洗い洗面台は通路に面した場所と、トイレの中に設けられました。この手洗い洗面台が可能な限り清潔を維持できる様に、器具や台の選定、手拭き清掃の方法が工夫されました。

手洗い台カウンター水栓ボウル一体型

ボウルと台が別の素材(ボウルが陶器、台がメラミン)のものを合わせて作ると、どうしても接地場所面に水滴が溜まる場所が出来て、汚れの原因になるために、ボウルと台が同じ材料(人工大理石)で、かつ一体に作られた手洗いカウンターを採用して、水滴を拭き取りやすく、掃除しやすいものにされました。

水栓もボウルの中にあるものと同じで、水滴が飛び散りにくくなっています。壁際も台が立ち上がっていて、壁に水滴がかからない様になっています。

手拭きペーパー

手洗い台で手を洗って手拭きのハンカチがないと人は手を振って水滴を落とすらしく、手洗い台の周囲は水浸しになります。

そこで、手拭き用の使い捨てペーパーを置いて、手を振らずに、紙に水滴を移してもらうようにされました。

ゴミ入れ口

水滴を移した紙を床に捨てられては困るので、手洗い台にフタのついた穴を開けて、紙ゴミを投入してもらえるようにしました。ゴミ箱は台の下に置かれて、使用済みの紙ゴミは見えない様になっています。

汚れたり、水浸しになる傾向がある手洗い洗面台で工夫をすることによって、清潔を保つ工夫がなされました。