精神心療内科クリニック待合室に吉村順三デザインの「たためる椅子」を置く

愛知県名古屋市に新しく開院された「平安通クリニック(心療内科)」様の待合室は椅子は、個別に座る「たためる椅子」(建築家 吉村順三氏 設計) が選ばれて設置されました。

医師先生の選択

「たためる椅子」は医師先生のご希望で、内装仕上げの具体的な検討を始める際に、医師先生からご希望をいただいたものでした。

  • 個別の椅子
  • 木のフレーム

の椅子なので、今回のクリニックに相応しいと思い、この「たためる椅子」を基調にインテリアデザインが進められました。

医院待合室たためる椅子

個別椅子のメリット

待合室に置く患者さんの椅子は、個別椅子にすると、

  • 座っていただける人数が多くなる
  • 座る患者さん同士のプライベート感覚を確保出来る
  • 感染症の状況に応じて間隔を調節出来る

が、上げられます。

個別椅子にデメリット

反対に、個別椅子のデメリットは、

  • 患者さんに付き添われて来られたと、離れてすわることになる
  • 購入費用が多少高くなる

が、考えられます。

「たためる椅子」を基調にインテリアデザインに反映

間取りプランが定まってインテリアデザインの検討が始まる際に、医師先生から待合室に置く患者さんの椅子を「たためる椅子」にされる方針を受けて、この椅子の素材色調を内装仕上げに反映させたいと提案し、ご理解をいただいて提案させていただくことにしました。

医院クリニック内装インテリアデザインパース
設計中の完成予想パース

椅子のフレームに使用される木材の調子を内装に散りばめる方針にしました。患者さんが触れる扉、カウンターをはじめとする部分にこの木目仕上げを使用し、「患者さんが使うところ」として分かりやすくなるようにしました。

この木目に沿うように、清潔さと、明るさと、暖かみを感じるように、背景を白にしました。

心療内科精神科医院診療所クリニック待合室受付

医院クリニックの無料相談・お問合せ

北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、お客様の家づくりや建物のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈患者さんに確かな診療や治療を行う医院クリニック〉を実現して下さい。


ご相談は無料です。ご相談をいただいても直ぐに費用は発生しません。。ただし 間取りプランの検討や作成など 間取りプランの作成や工事金額の試算などで費用が発生する場合は事前にご説明し、ご納得いただいてからになります。ご相談には責任あるお応えをさせていただきます。


お問合せは、相談フォーム(下のボタン)から、または電話、メール、どちらでも構いません。ご相談は無料です。


電話:045-721-6566
メール:[email protected]
(タッチして つながります)


無料相談・お問合せ