住宅和室仏間の仏壇造作にひな壇を追加製作設置する

神奈川県川崎市にお住まいのお客様から「壁面に組み込んだ仏壇造作の中に新たに追加でひな壇を造って欲しい」と言うご相談をいただきました。

詳細な内容を伺うためにご自宅にお伺いして、お客様のお悩みをお聞きすることになりました。

和室に仏壇を設けた

お住まいに伺うと、お住まいは新築完成した直後で、これから引っ越しされる状況でした。

洋室リビングの隣に和室次の間、仏間と続いていて、仏間の最奥には床の間、その隣りの中央に仏壇が壁面内に造り付けられていました。

内部が平らだった

お客様のお話しでは、工務店さんとの打ち合わせで仏壇は作ってもらう話まではされていたようで、ただその中身について詳細な打ち合わせがないまま完成してしまったとのことでした。

完成した仏壇は、左右両側に引き分ける引戸障子に蓋をされた形の表面で、中は板敷のシンプルな収納のような形になっていました。

お位牌を並べるひな壇が欲しい

お客様としては複数のお位牌を並べて、拝礼する際にお位牌がよく見えるようにひな壇のある仏壇を望んでおられた様ですが、その造作の内容を工務店さんによくお伝えできなかったために、このような状況になってしまったと反省されてもいました。

この時点で当方にご相談をいただいたわけでありますが、そこにひな壇の造作を作ってほしいと言うご希望をいただきました。

模型と図面で確認

お話を聞きしてご相談の結果、ひな壇の組み方や形式には作法がないと言うことから、単純な階段型のひな壇をお位牌の寸法に応じて設えることになりました。

ただしどのような形が正解であるか、お客様も当方も不明であったため、まずはひな壇の断面寸法を想定し、そちらを原寸模型を制作してみて実際の仏壇において、拝礼する際に見るお位牌の高さや、お位牌や仏具の寸法と置き方を試してみて、最終的にひな壇の断面寸法が決まりました。

造作の製作と設置

設計図をまとめて、造作家具製作会社さんにお渡しして、お見積りをお願いし、金額についてお客様にご承諾をいただき、製作が開始されました。

ひな壇の材料は檜の板材が選ばれて、既存の周囲の材料と合わせられて、工場で製作加工されました。現地に納入されて、加工調整されながら組み立てられました。

完成してお客様にご覧いただき、お求めのひな壇であることを確認して、お納めさせていただきました。

 

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