和風数寄屋二世帯注文住宅の和室雪見障子

リビングから庭を眺める

横浜の和風二世帯住宅の建替えで、親世帯部分は平屋建てで、応接室ー仏間ーリビングは襖間仕切り引き戸を開け放つと一つの大広間になれます。

この大広間は豪華な松の木がある庭に面していて、間に広い縁側が差し込まれていて、縁側に面した壁面は大きな窓ガラスサッシで開口とされていて、共通の形の障子がはめられています。

庭の楽しみ方

応接室ー仏間ーリビングの大広間の場所によって、松の木がある庭を様々な角度から眺めることができます。

室内に座って窓枠と屋根庇で出来る額縁を通して庭を観ても良し、全て障子を閉めて障子に映る松の木の影絵を観るのも良し、縁側に出て西日に照らされる木を眺めるのも良し、和風数奇屋建築の楽しみは沢山あります。

雪見障子

庭越しには隣家も並んでいて、応接室にお客様を招いたり、仏間で法要をあげるとき、隣家との視線を遮りたいときもあるので、障子の下部を上げてられて縁側と庭の手前まで見える形の雪見障子にしました。

親世帯の大広間は間取りはシンプルでも、襖間仕切りや障子を工夫することによって、様々な使い方とシーンが楽しめる和風らしい空間構成にしました。

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