和風数寄屋住宅の和室内装仕上材料を実物サンプル確認

完成予想図パースで検討する

和風数寄屋住宅の内装素材色彩デザインの検討は、着色された完成予想立体図(パース)を作成して、色調をご覧いただき選んでいただきました。床柱を既存建物のものを継続再利用するか、新しい材料にするか、比較して検討していただきました。

既存建物の床柱の場合、新たな床柱の場合、周囲の材料の相応しい色調が変わります。お好みをパースを見ていただいて、既存の床柱を継続利用することになりました。

和風二世帯住宅和室床の間内装デザイン最終決定した内部完成予想図パース

木の枠見切り材

全体の色調方針が定まったところで、壁や天井の見切り縁材、窓の枠材の色を定めました。部屋の中に表れる木材の基本色調です。

床は畳か木か

ご家族は床に腰を下ろす座り方よりも椅子に座る方式を選びました。そこで和室応接間、仏間、リビングダイニングの床は木のフローリングを貼ることにしました。

最終的な決定材料のサンプルです

フローリングの色調はサンプルを見て比較して決められました。

壁はクロスか塗り壁か

壁の仕上をビニールクロスにするか塗り壁にするかの検討サンプル

壁の仕上げは塗り壁がはじめから選ばれていましたが、塗り壁の実際の材料を左官仕上げの塗り壁にするか、ビニールクロスで生産された材料を貼るか、確認がありました。塗り壁調のビニールクロスは非常に完成度が高く、近寄らないと左官仕上に見間違うほどです。結果的に左官仕上げの塗り壁が選ばれました。

色は沢山のサンプルの中から選んでいただきました。

天井板材

和室応接間の天井板は天然木練り付け合板(天然無垢木材を薄くスライスした材料を貼った材料)で、仏間とリビングダイニング天井は木目調のビニールクロスです。仏間とリビングダイニングの照明は木目調に合わせたダウンライト器具を選びました。

造作材

床の間の隣にある違い棚は扉付きの収納にしました。床柱を強調するためにも収納扉は線を無くすために唐紙を太鼓張りに貼りました。

材料の全てにサンプルを用意していただき、ご覧いただいて検討し選んで決めていただきました。

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