和風外観内外装日本的デザイン店舗の建替ー和菓子店舗

理想的な和菓子販売店にしたい

東京都清瀬市の煎餅和菓子を販売されている既存の店舗建物が手狭になり、製造された商品を一旦保管する広い倉庫も必要なので新たに建物を計画されたいというご相談から始まった計画です。

これまでの店舗運営は既に建てられていた建物を購入し、継続再利用する店舗建物(和風店舗は和食店舗の居抜き購入)だったため、たくさんの制約(飲食店を物販店舗に使うには多少の無理)があり、新たに店舗建物を建てて広さや使い方など理想的な店舗にされたかったそうです。

間取り構成は明解

1階を販売店舗、2階を商品保管倉庫にして、商品を載せたカゴ台車ごと上下に移動出来るようにエレベーターを設けました。

店舗入口脇には、煎餅を焼く実演ブースコーナーがあり、お客様が眺められるようになっていて、焼き立ての煎餅や菓子を直ぐに楽しめる試食コーナーも設けられました。

東京清瀬市和風煎餅和菓子店舗「味億本舗」

東京清瀬市和風煎餅和菓子店舗「味億本舗」

本格和風建築=商品と店舗を合わせたデザイン

販売する商品が煎餅や和菓子ということから、店舗建物の外観および内装デザインは、和風デザインが求められました。それも抽象的な和風モダンデザインではなく、本格的な日本的数寄屋建築のデザイン意匠が求められました。

さらに建物の構造は、木造だと店舗内部に柱が立ち、お客様の商品購入に邪魔になることから、無柱空間が実現できる鉄骨構造が採用されました。

東京清瀬市和風煎餅和菓子店舗「味億本舗」

和風外観デザイン

建物の外観デザインは、屋根庇の多重な構成と屋根を葺く材料、外壁面を軽快に見せるための分節構成と外壁材料の組み合わせを、陰影も含めて幾度となく調整検討しました。建物の外観は内部の機能を満足させながらも、立体着色完成予想図CGパースを利用して和風意匠デザインがまとめられました。

下記は、検討された外観CGパースです。間取りプランは同じでも、屋根や外壁の形状によって、建物の印象が変化します。

 

屋根は本瓦と金属板葺き、外壁は土壁塗と縦面格子、深い軒と木板の軒天井で構成し、のれんやすだれも付けられ、最後に屋号看板が正面軒下に取付けられて、より一層本格的な日本的デザインになりました。

東京清瀬市和風煎餅和菓子店舗「味億本舗」

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