仮歯科医院診療所の診察台ユニット移設

医院併用住宅の一部を仮診療所にする

東京成城の「山口歯科医院」様の改装リフォームでは、建物が木造２階建ての医院併用住宅であったために、他の賃貸テナント部分に移動することなく、住宅部分の一部に仮診療所を設けることで診療を休むことなく継続し、休院することなく改装リフォームが行えることになりました。

住宅の一部を改装

お住まいの一部を仮診療所にするべく改装が着手されました。

まずはご家族が別の場所に引っ越しされて、空いた場所に診療設備用の配管配線設備が設えられました。

方針としては飽くまでも仮の場所、後に住まいとして復旧されるなので、配管は隠蔽せずに床上を露出させて設置することにしました。

原寸図で診察台ユニットの位置を確認

歯科診察台ユニットの位置を原寸図面を床に展開して場所を確かめました。

• 診療行動のスペース
• 器具の配置場所
• 配管のルート設置場所

が確認されました。

既存の医院から診察台が移設されました。

手洗い作業台を設えて診療開始

診療中と後に手洗いをしたり、治療器具を置いたり材料を加工する台や棚を簡易に設けました。

設置が終わったことで診療が開始されました。

最終的に

１階の医院が改装されて再開院し、２階の仮診療所から設備が撤去されて、元の住まいの個室に戻りました。