医院クリニック診療所の待合室診察室の照明色温度

照明の色温度

東京世田谷の歯科医院「山口歯科医院」様の改修リフォームで、照明器具の色温度をどうされるかの検討がありました。

照明器具の色温度とは、照明器具の光源が発している光の色を数値で表現する単位で、 K（ケルビン） を用いられます。

照明の色温度を細かく分けると

• 電球色　約 3000 K
• 温白色　約 3500 K
• 白色　　約 4200 K
• 昼白色　約 5000 K
• 青白色　約 6500 K

と数段階あります。

ひとつの部屋で、もしくは複数部屋のある領域では、照明器具の光源の色温度を統一させて、部屋の雰囲気を整えるために照明器具を取り付ける前に確認されます。

患者さんのリラックスを心掛ける

医師先生は、院内全域で「患者様のリラックスを一番に優先する」というご方針にされました。

そこで、待合室ー診察室に関わる、患者様が往来する部屋の照明は、患者様優先で原則統一することにされました。

口腔専用の照明器具は確保されている

治療中の口腔を照らす照明は、診療台ユニットに取り付けられていて、口腔に直に照らせられます。

医師先生は、患者様の居られるスペースを統一して「温白色」の色温度に定められました。

昨今の新しく設置する照明器具は全てLEDになっていて、見た目の印象は非常に明るくて照度に心配は無く、患者様にリラックス感をいだいていただくために、多少赤みのある「温白色」を選ばれました。

明るくも温かみのある待合室ー診察室になられました。