医院クリニック診療所の受付カルテ収納造作棚設計

増えるカルテの保存

医院診療所様のお悩みのひとつに、カルテの収納場所があります。ご相談をいただくほとんどの医師先生から、カルテ収納場所についての改良案を求められます。

書面形式カルテの保存が義務付けられている状況下では減らずに増えていくカルテをどちらかに保管しておかなければなりません。

そこで治療が完了した患者様のカルテと、治療中の患者様のカルテを分けて、収納すると、治療中の患者様のカルテの使い勝手も良いので、医師先生のご希望に合わせてカルテ収納を設けています。

診療中カルテの収納場所

成城の歯科医院「山口歯科医院」様の改装リフォームでは、受付室は既存の部屋と比べると縮小して計画されました。

診療が完了した患者様のカルテはバックヤードに設置して、診療中の患者様のカルテは受付に設けることにされました。完全予約制の診療であっても、

• 治療された方のカルテの収納
• 明日の患者様のカルテの用意

を、受付に居られるスタッフの役割とされました。

扉付きの収納棚

そこでカルテは、受付の背面壁面に蓋扉付き収納棚を設けて、収納することにされました。扉は地震を検知するとロックが掛かって扉が開かないようになっています。

カルテ棚は壁面全面ではなく、高さ１メートルより上にして、下部はオープンにして、書類用引き出しなどを自由に置ける場所にしました。

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