家注文住宅や二世帯住宅の工事金額費用を明朗会計

お客様の本音

お客様から、注文住宅や二世帯住宅の工事を請け負う工事会社さんとのトラブルの中の心配で、工事代金が明朗会計になるかどうかという問合せをいただきます。

お客様は工事代金が安く済むことを望んで居られますが、一方で真っ当な金額で、しっかりとした高い品質の注文住宅や二世帯住宅を造ってもらうことも望んで居られます。

工事代金が明朗会計であるためには、下記の内容を確実にすることが重要です。

(1)工事に着手する前に工事見積金額を提示

お客様が依頼された工事内容を設計図にして、工事会社さんや工務店さんが工事を始める前に、工事で掛かる金額=見積金額を事前に提示してもらいます。

(2)見積金額を査定

この金額が設計図に基づいた工事内容に対して、真っ当かどうか(高くないか?もしくはあまりにも安くないか?)を査定します。お客様自身で査定判断が出来れば心配ありませんが、果たして提示された見積金額が高いのか安いのか判断出来ない場合は、客観的な立場で査定の出来る建築の設計事務所に見てもらうのが良いでしょう。

(3)工事内容と金額を明確にして工事契約

見積金額に納得されたら、工事内容とその金額を明確に表して(出来れば書面にして)工事契約をしっかりと結びましょう。このやり取りが曖昧だと、後々問題になる場合があります。

それは、

  • 工事範囲
  • 工事内容
  • 工事代金
  • 工事期間
  • その他の条件

を明確に双方納得する内容を記載することです。書面にする場合は両者取り交わしを行い、各々書面を保管します。この工事内容が図面で表されていなかったりすると、「工事の内容は既に説明したから分かっているはず」と思っていても工事者には伝わっていない場合があってトラブルになることが多いです。

(4)契約内容通りの工事進捗

工事が周囲の方々にご迷惑にならないように進めてもらいますが、契約内容通りに工事が進んだか、済んだかを、各段階で確認しましょう。

(5)工事後の速やかな支払い

工事内容が確認出来たら、速やかに工事代金を支払いましょう。支払いの方法に何か条件がある場合は、工事契約を結ぶ時点で確認をしておくことが必要です。

良くあるトラブル

上記の流れで工事が進めば何も問題は起きないのですが、良くあるトラブルは、

(イ)工事内容が考えているものと違っていた、設計に組み込まれていなかった
(ロ)工事で出来上がったものが契約内容と違った
(ハ)工事中に口頭で依頼した内容が予想に反して高い請求をされてしまった

確認内容の書面化

お客様は自分の考えの中で、工事内容や金額を思い描いていますが、それを出来る限り資料や図面、書面にすることで内容を共有して確認を行うことが必要と思います。これらのトラブルを回避するためには、

  • 工事内容の視覚化
  • 工事見積金額の査定
  • 工事内容の確認

を、お客様の立場で分かり易く説明して、公平で客観的な判断を役割とする建築の「設計事務所」にお目付け役の判断を依頼されることをお勧めします。

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