歯科医院クリニック診療所内装工事金額見積依頼と内容査定

設計図に基づいた工事金額見積依頼

医院クリニックに限らず内装工事の金額を工務店様にお見積依頼する場合は、

• 工事の内容をお施主様（医院様）も工務店様も双方が同じ内容を共有する
• 工事金額の見積に漏れや取り違えがないか確認できる
• 工事に至った場合もお施主様の立場や財産保全を確保できる

という理由で、お施主医院様のご希望や診療方針を反映した設計図によって、工事金額のお見積を依頼することが重要です。

逆に設計図がないと、

• 内装工事の内容が曖昧不明確になる
• 工事金額が高いのか安いのかが判断出来ない
• お施主様が依頼した内容が分からないので工務店様主導になる

という危険が待っています。

草加市松原団地駅近くの藤巻歯科医院様の移転計画では、設計のご相談をいただいて既存テナント部分の図面を反映させながら、新しい歯科医院の内装図面を揃えて内装工事金額のお見積を依頼しました。

見積の見落としがないか？

工事金額のお見積をいただいて、まず当方が確認することは、設計図の内容が全て盛り込まれているかどうかを確認します。もし見落としがあると、その部分の金額が計上されていない状態で金額が合計されるので安くなります。金額だけ見るとお施主様は良しと思え、このまま工事が進むと工務店様は見落としがあったことに気付きお施主様に見落としを説明して金額を要求するでしょう。お施主様は困ります。お施主様が困ると工務店様も困ります。皆困ってしまい工事が進まなくなってしまいます。このようなことが無いように、見落としがないように精査します。

内容の取り違えはないか？

工事金額の見積に見落としがないかを精査すると同時に、設計内容の取り違えがないかも調べます。設計内容の取り違えがあると、見積金額が異常に高額であったり低額であったりして、これも見落としと同様に工事が進むとお互いが困ることになるので避けるために精査します。

このような確認は設計図があるからこそできることで、もし設計図がない場合は基本となる内容がないので、さらに困ることになります。

今回も藤巻歯科様、工務店様、には工事内容に違いなく、金額的不満もなく、工事を完成して下さいました。

北島建築設計事務所では、診療科目や内装の広さを教えて下されば、開院やリフォームの内装工事に必要な費用を試算させていただいております。どうぞお気軽にお問合せください。