マンションリフォーム収納ウォークインクローゼットの賢い利用方法

ご家族の構成が変わったことで住まわれているマンションのリフォームを行うことになった収納の設計で、元々は1つの個室を部屋ごと収納=ウォークインクローゼットに利用していたお部屋を、さらに収納効率の良い部屋にされたいご相談をいただきました。

今の収納部屋=ウォークインクローゼット

現在のウォークインクローゼットは色々なタンスや収納家具を周囲の壁面を背に並べているような状況で、部屋の中央が広いスペースになっていました。ご家族にとってはもう少しこのスペースを狭くして、さらに収納が設けられるのではないか? とお考えでした。

通路面積を最小限に

ウォーク・インクローゼットでは最小限 収納棚の前に行くための通路が必要になります。収納の量を多くするためには、出来る限りこの通路の面積を小さくして効率を上げる=収納量を増やすことが必要です。

家具を並べて利用

今あるタンスや棚は引き続き利用して、さらに収納の量を多くするためには、もともと部屋と通路とを区切っていた壁を取り払ってその面も収納に利用することにしました。(鉄筋コンクリートの耐震壁でなかったため除去できました)

収納棚として利用しているタンスや収納家具は見た目にはバラバラな形なので、来客様も通ると思われる通路にこれらのタンスが直接表れると見た目が残念なのでフスマで覆い、そのフスマをお客様が選んだ壁紙を太鼓張りに貼って隠すことにしました。

フスマは1枚の絵画になるように考えて設えました。

壁紙クロス太鼓貼り襖ふすま

フスマを開けると背面のタンスが見えて中身を出し入れできます。フスマを閉めるとそこは壁になって、フスマの背面にタンスがある事は分かりません。この通路もウォーク・インクローゼットの収納面にすることによって全体の収納量が増えました。

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