三角形変形地の内装間取り設計図ー東京白山和風寿司店舗

和風寿司飲食店舗の内装設計

東京都文京区の白山上に、和風寿司飲食店舗の内装設計をさせていただきました。

三角形の間取り

既存の借地敷地に複数の店舗建物が建っていて、それらを統合して高層マンションが建設され、その地上路面テナント部分に既存店舗が分譲で再開店することになりました。

既存の面積と同等の面積が充てられたのですが、店舗の形が四角形でなく三角形でした。店舗計画としては非常に設計が困難な変形店舗でした。

三角形は、客席でも通路でも収納でも、どうしても使いづらい部分が端部に生じてしまうのですが、そこを厨房動線部分にしてクリア解決しました。

条件の悪さを個性に

三角形のテナントで、斜めとなる部分を店側の動線部分にして、各部分に出来る三角形の余剰部分を店側の人が立って作業する部分や収納もしくは棚などにして、三角形のデメリットを解消しました。

中央は板前になり、すぐの隣りは給仕人のスペース、勝手口側は厨房仕込みスペースになっています。

動線通路部分と斜め壁面との間は、食器の収納棚や洗面前の飾り棚に利用して、店内では店舗が三角形であることは分かりずらくなっています。