工場事務所オフィスビルのピロティ型ガレージ車庫

出入りする車種

工場で使用される車輌の種類は大小様々です。軽自動車から大型車まで物の搬出入や人の往来で頻繁に出入りしています。

関東洗機工業様の事務所建物では、運送のために他から車輌が訪れた時に自社の車両が格納出来たり、搬入出荷する商品を一時的でも保管仮置き出来るスペースが必要になりました。

出入りする自社の車輌の高さは、最高でもユニック付き4トン車で3メートルとなりました。そこで3メートル以上の高さのある車輌スペースが必要になりました。

建物の設計では、木造でも鉄骨造でも成り立つ間取りプランで進めていましたが、地上1階に天井高さの高い広いガレージ車庫が必要になったために建物の構造骨組みが、鉄骨造に決まりました。

ピロティ

3メートル以上の高さのある車輌スペースを、壁で囲うとなるとその出入り口は解放するかシャッターなどで閉じるかが考えられます。こちらでは、使い方として壁で囲い、シャッターなどで閉じることまで必要がないと判断されて、出入り口も壁も不要な、2階を支える柱だけで良いスペースが相応しいことになりました。

この、壁がなく、上階を支える柱しかない地上の解放空間を「ピロティ」と呼びます。(フランス語: Pilotis)

解放的で天井が高い(屋根のある)ピロティ部分は、様々な使い方が期待されています。

  • ユニック車など車高の高い車輌も止められる駐車場
  • 車輌の洗車場
  • 出荷商品の一時保管場所
  • 社員の集合行事スペース

等々です。

ガレージ車庫の設備

様々な使い方が期待されているピロティは、基本的な設備が備わっています。

  • 夜間でも利用できる天井照明
  • 洗車のための水栓
  • 水が溜まらない床の水勾配
  • 使った水が広がらないための排水側溝
  • 手洗いシンク
  • 作業機械用のコンセント

これらは駐車や作業の邪魔にならないように場所や取付け方法が工夫されています。

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