工場事務所オフィス建物のRC造基礎地中梁構造配筋検査

建物の基礎は鉄筋コンクリート

建物の構造骨組みは、その大きさや使い方によって相応しい種類(木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造)が選ばれます。ただし骨組みは地上面から上の部分のもので、地上面から下の基礎構造は原則鉄筋コンクリートになります。これは建築基準法でも定められています。

地中に埋められた基礎が設けられるのは、地上の構造体が地震の震動や風の力を外部から受けてもズレたり、傾かないためです。また地面は常に湿気を帯びているので、水分による構造体の腐食を防ぐためでもあります。

詳細に決められている鉄筋のかたち

鉄筋コンクリートは、砂と石とセメントと水を混ぜ合わせて固まるコンクリートの中に鉄の棒(鉄筋)を差し入れたものです。コンクリートは外側から押される力には強いですが、外側に引かれる力には弱い性質があります。引かれる力に弱い性質を補うために鉄筋が差し込まれて、引かれる力には鉄筋が耐えるようになって強固な構造体になります。

鉄筋コンクリートは初めに鉄筋が組み立てられて、次に鉄筋の外側にコンクリートを流し込むための箱(型枠:かたわく)を組み立てて、そこにコンクリートを流し込んで固まれば型枠を外して出来上がります。

中に差し込む鉄筋は各部材によって組み立て方が詳細に決められています。鉄筋の形、太さ、鉄筋通しのつなぎ方、鉄筋の埋め込み方、並べる間隔、外側からの離れが決められていて、これらをコンクリートが流し込まれる前に検査します。

地中梁配筋検査

配筋検査

鉄筋の検査

組み立てられた鉄筋は型枠にコンクリートが流し込まれると見えなくなってしまうので、鉄筋が組み立てられたらすぐに設計通りになっているかを確認します。これを「配筋検査」と呼んでいます。

構造設計担当者も立会って入念に確かめられます。建物の種類によっては、我々監理者以外の第三者の検査も行われることもあります。

配筋検査はコンクリート打設前に各部材毎に全て検査されて合格後、コンクリートが型枠に流し込まれます。

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