変形地に木造3階建て賃貸アパート満室の間取りプラン

永福の木造3階建て賃貸アパートは、変形地を新たに購入されて新築された計画で、満室になるために大家さんのこだわりを込めた間取りプランとなりました。

全ての住戸を異なる間取りにする

収益を目的とする建物を建てるとき、出来る限り建築費を抑えることが目標とされます。そのためにも積み重ねられた住戸は、上下で同様な間取りになる傾向が多くなります。それは上下階が同様の造り方であれば「造り易く」なるので、余計な経費を省いて建築費を抑えることが出来るからです。

大家さんは、敷地がいびつな変形地を購入したので、建物を整形なものにすると賃貸面積を広く確保出来ないことを心配されていました。

そこで建物の平面形状を敷地に合わせたいびつな形の間取りプランにして、各住戸の面積を最大限確保し、さらに各住戸の間取りプランを多少でも変えることで多様な需要に応えられるアパートにすることを目指されました。

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水廻り室とリビングを分離する

各住戸の面積に関係なく、トイレ、洗面、風呂、キッチンなどの水廻り設備の部屋を、リビングや寝室となる部屋とは分けられることにされました。

それは、

  • 衛生的に清潔さを保てるようにすること
  • 来客し易くすること
  • 二人でも住める環境にしたい

というお心づかいでした。

住まわれる方の利便性を追求することで、愛着を得て長い賃貸期間となり、満室につながることを望む大家さんのこだわりでした。

収納を工夫していびつな間取りを整形にする

敷地がいびつな変形地なので、規制の範囲で限界まで最大限面積を確保すると、建物の形もいびつな変形にならざるを得ません。

各住戸では、部屋のコーナーに凸凹が出来たり、壁の角度が直角にならないところが出来ます。

この凸凹部分や、直角ではないコーナーに収納を設けて、リビングなどの生活空間を出来るかぎり整形な間取りにして、いびつな変形地のデメリットをメリットに変えることが出来ました。

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