賃貸事務所オフィスビル建物ファサード外観外装仕上の検討決定

建物正面外観(ファサード)を考える

新橋の賃貸ビル建物の外壁は前面道路側を除いて、隣地側三方はすべて建物で囲われているので、ほとんどその姿を見ることはできません。すなわち前面道路側の建物の意匠が、唯一この建物の表情を表すものになります。建物正面となるこの表情をフランス語で「ファサード」と云い、特に形や仕上材などを吟味して造られます。

建物の構造は壁式鉄筋コンクリート構造で、建物として最小限に近く、正面の建物幅の約半分が耐震性を確保するためにRC造の壁にしないとなりませんでした。その他の部分を内部の環境を考えてすべて窓サッシにして、外光を取り入れられるものしてあります。

また3階から上階は、消防隊の非常時の進入する窓を設ける必要があります。赤い逆三角形のマークが貼られたガラス窓がそれです。最小限の窓の大きさとガラスの厚みの限度が決まっていて、大きくするとガラスが風圧から割れないように厚くなるので(消防隊がガラスを割ることが出来なくなるから)ただ単に大きくしてもいけません。

構造、採光、法律、予算を含んで考えて、ファサードの形が検討されました。

01外観ファサード比較検討パース

02外観ファサード比較検討パース

03外観ファサード比較検討パース

04外観ファサード比較検討パース

05外観ファサード比較検討パース

外観パースを見ながら外装材を選ぶ

賃貸事務所オフィスビル外観ファサード完成外観

この表情に、どのような化粧仕上を施すか、設計の途中から検討が始まり、材料を発注手配する期限のギリギリまで、完成予想外観図(パース)とサンプルを用いて検討されました。最終的には、落ち着いたレンガタイルに決定されました。

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