和風外観数寄屋住宅の金属ガルバニウム鋼板葺き屋根防水

既存の屋根瓦を再利用

昭和初期に建てられた和風木造住宅の建て替えで、既存の屋根は瓦が葺かれていました。解体工事の際、瓦は保存して再利用することにされました。

既存建物外観

既存建物の瓦

既存のお住まいの瓦は新しい屋根には葺きませんが、庭の軒先雨落とし下の排水溝の見切り材に利用することにしました。

瓦か金属か

新しい和風数奇屋住宅の屋根を何で葺くか検討しました。

  • 瓦葺き
  • 金属板葺き
  • 檜皮葺き
  • 藁葺き

などが和風建物に利用出来る材料です。

ただし建物の屋根は不燃材料で葺かねばならなかったので、檜皮葺きと藁葺きの屋根は除外されました。

和風二世帯住宅外観デザイン

屋根勾配は緩く数奇屋風の外観が選ばれていたので、瓦+金属板 もしくは 金属板のみが検討されて、軽快な屋根にすることを好まれて、金属板の平葺きに決定しました。

 ▷関連解説記事 →「和風宅の数寄屋外観屋根デザイン」
         →「和風住宅の外観外装数寄屋意匠デザイン」
         →「和風数寄屋住宅の屋根庇軒先意匠デザイン」
         →「和風数寄屋住宅の樋の無い軒先の屋根雨水排水処理」
         →「和風菓子店舗建物の勾配切妻屋根意匠と本瓦金属板噴き材料」

金属屋根の色

葺き方が定められた後、材料の色について、サンプルを屋根に置いて検討されました。

屋根面は長く広い印象があり、重々しくなることを避けて明るい金属色が選ばれました。

→「お客様の声」が掲載されています

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