鉄骨造3階建て賃貸アパートバルコニー屋根防水雨漏修理改修

建物完成から20年が経った鉄骨3階建ての1階店舗の賃貸アパートで、部分的な雨漏りがするので、調査して欲しいと建て主大家さんから問い合わせがありました。

風雨の強い日に漏水

雨漏りは幸いにも大家さんの部屋に漏っていて、常にではなく風雨の強い日に起きているとのことでした。雨漏りの被害は天井材を汚していて、雨水はしたたり落ちてはいません。

相談先に迷う

大家さんはこの現状を誰に相談するか迷っていたそうで、初め以前に通りすがりで営業提案に来られた会社に連絡し、相談して修理工事の見積りを依頼したところ、屋根防水や外壁補修全部を行う提案と見積りをされて、予算的に合わず困っていたところでした。

加えて誰にも連絡していないにもかかわらず、見ず知らずの会社から屋根や外壁の改修工事の営業マンが訪れて、どこか変な気持ちにさせられることが重なったそうでした。

そのような状況で偶然にも大家さんのご家族と話す機会があり、上記のお困りごとを聞いて、現地に伺いました。

現地建物確認

現地に伺うと、雨漏りは物干しバルコニーの防水された床から進入していることは分かりましたが、具体的にどの部分から漏れているかは怪しい所は見つけられても、急所は分かりません。

改修工事に必要な予算

大家さんは、改修工事が必要なことは時間の経過から理解はされていましたが、現時点では全体的な改修工事を行える予算はなく困っていました。

自分で改修

そこで、雨漏り自体が部分的で、かつ大家さん自身の部屋の天井に現れた程度でしたので、雨漏りの原因だと思われる部分に、大家さん自身で修理をすることを提案しました。

とにかく今漏っている部分を自力で塞いで時間をかせぎ、その間に改修工事予算を確保することになりました。

雨漏りの修理は、雨水の進入が疑わしい部分に、いわゆるシール材を充填して雨水進入孔を塞ぐことにしました。

大家さんのご家族と日曜大工センターに行き、コーキングシール材料と工具を購入しました。合計で3千円しません。

大家さんのご家族はコーキングシールの工事をしたことはありませんので、はじめ廃棄するダンボールの中で練習して、本番の修理に臨みました。

修理工事は対処療法として捉えて、改修工事予算が確保されるまでのものとして理解して行ってくださいました。

改修工事金額見積り

改修工事予算を把握するために、バルコニー床の防水やりかえ工事金額の見積りを依頼しました。工事は局所的ではなく必要最小限でも、種類や部位が同じ箇所や関連する部分は行うことが無駄ではないので、準備としてお見積りを依頼しました。

それでも雨漏りしたので原因究明

大家さんご家族の修理の後、少し経つと雨漏りがありました。もう少し対処療法で予算を確保する期間が必要だったので、水を自分で流して漏れている部分を明らかにすることにしました。

図面で確かめて屋根に水を流す

雨漏りがした部分の天井を外し、天井裏を露出させました。天井裏は全部が濡れているわけではなく部分的に湿っていました。

そこで上階のバルコニーに、部分的に水を流し、水漏れがないかをシラミツブシに確かめることにしました。

上階で空のペットボトルに水を溜め、水が漏れている部分を明らかにするために局所的に水を大量にまきます。下階では天井裏を覗いて待ち、水が漏れないかを注視して待ちます。

水を流して流れ落ちるまで待ち、水漏れが無いことが確認出来たら次の場所に水をまきます。

水が漏れて出たばしを特定して、再度コーキングシールを施しました。

家族会議

コーキングシールを施した後に、他の場所でも雨漏りが発生しました。屋根防水の材料的寿命を迎えていたのかも知れません。

予算の目処も立った様なので、大家さんご家族の皆様の同意を得るようお願いしました。数日後、防水やりかえ工事を進めるよう連絡がありました。

入居者様に説明

工事金額のお見積りをお願いした工務店様に連絡し、工事契約と入居者様への連絡と工事の準備をお願いしました。

改修工事開始

程なく工事が始まり、数日後完了しました。

バルコニーの防水は元々シート防水と言われるものでしたが、沢山の凸凹があったので、塗布防水という防水種類に変えて改修されました。

バルコニーの障害物を撤去して工事に着手する前の状況です

既存のシート防水を撤去します

既存防水は全部撤去します

塗布防水の工事です

細かい部分は刷毛で塗ります

完成です

最後皆様立ち会いの検査をして、10年の品質保証書を受け取って、改修を完了しました。

工事は金沢文庫の工務店さん「(株)大雄」さんが担当してくださいました。

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