調剤薬局店舗の内装間取りプラン設計図

大磯のことぶきや薬局様の建替えで、新しい薬局店舗の間取りプランは最終的にはシンプルなものになりましたが、こちらに定まるまでには様々な検討がされました。

薬局様の気持ち

何よりもまず薬局様自身の使い勝手が良くなければなりません。

  • 調剤室の広さ
  • 受付カウンターの位置と大きさ
  • 住まい側の勝手口の位置
  • 陳列棚の大きさ

これらを優先的に確保していくと、患者様が処方箋を出して薬を受け取るまでのスペースは、全体面積を拡大しない限り狭小な部分しか残りません。

患者様の気持ち

反対に、処方箋を持参して来局されるお客様は、すみやかに処方箋を出して、一刻も早く薬を受け取って帰宅したいと思っているはずです。そのようなお気持ちの患者様が少しでもリラックス出来て、次回もこちらで薬を受け取りたいと思えるようにするには、

  • 受付カウンターが分かりやすい
  • 薬を早く受け取れる
  • 例え待たされてもゆったり待てる
  • トイレがあると安心

の、設えが必要と考えました。

このことはことぶきや薬局様は理解されていましたが、間取りプランの検討になると、薬局様の都合が優先されてしまいがちで、患者様の気持ちを少しでも優先してくださるようにプラン提案をしました。

調剤薬局のライバル

ことぶきや薬局様が困っていたことのひとつに、大型のドラッグストアが近辺にあることでした。自動車の駐車場が沢山あり、品揃えは遥かに多く、売り値も安く、そちらの店舗を選ばない理由は見つかりません。

薬局の差別化と新しいサービス

 上記のような絶望的環境でも、微小でも差別化を計り、患者様に来局してくださるように検討されました。

  • 処方箋を事前に送れるサービス
  • 身体健康の相談

これらのサービスを発揮できるように間取りプランが定められました。

調剤薬局の間取りプランを模型で比較検討

調剤室・売場(受付カウンター+待合 含む)・トイレ・更衣室 に絞られた間取りプランは、売場を最大限確保し、どちらに受付カウンター+調剤室を設置するかという課題に絞り込まれました。

 

この、売場の広さと受付カウンターの分かりやすさを比較するために立体模型を作成して比較して検討をいただきました。

  • 受付カウンターは入口正面の奥側にある
  • 受付カウンターは入口右側の手前にある

模型をご覧いただいて、間取りプランは、入口 (▲印) 右側直ぐに受付カウンターがある方が、お客様は処方箋が出し易いと考えて、選ばれました。

調剤室と売場の広さ

調剤室が広くなれば売場が狭くなります。調剤室の広さは必要な調剤のため機材や作業台の量で決まります。ことぶきや様はその量は確保しつつも部屋としては出来る限り余分のない広さにして、売場面積を最大にする工夫をされていました。

受付カウンターの寸法

調剤薬局の受付カウンターでは商品の支払いもさることながら、処方箋受付と薬を説明しながらお渡しするサービスがあり、お一人に掛かる時間が長くなる時があります。そこで他のお客様をお待たせしない為にも複数名が受付カウンターでやり取りができる必要がありました。

そこで受付カウンターの長さは可能な限り長くして、調剤室の出入り口付近から玄関出入り口まで一杯に伸ばして、まずは処方箋の受付がすぐできて、商品とお金の授受をお待たせしないようにされました。

相談カウンター

受付カウンターには相談カウンターも付けました。受付カウンターが高さ90センチに対して、相談カウンターは高さ70センチにして、座って相対する方式にされました。

待合椅子

受付カウンターの向かいに椅子を置いて、薬の調剤を待っていただくスペースにしました。椅子に座る方には将来 正面壁面にモニターを設けて待っている間も健康に関わる情報に触れていただくようにされました。

商品陳列方法の検討

壁面から突き出る商品棚を設けて、薬品や商品を部門ごとに分けて置くことにされました。

  • 推薦したい薬品
  • 薬品の補助品として利用していただきたい物
  • 生活で消費する日用品消耗品

と考えて、順に売場の手前から奥に向かって陳列されました。

健康相談に対して推薦したい薬品には説明書きを付けて、薬品に対して詳しくなって相応しい薬品を選んでいただきたい心遣いから表示しています。

トイレ

多少でもお待たせする患者さん、自動車で来局された患者さん達へのサービスとして、トイレを設けました。トイレがあることで安心して薬品や商品を選んでいただきたい心遣いからでした。

スタッフルーム

住まいと売場の間に設けられました。勝手口のような位置づけです。薬剤師としての白衣や着替えをする場所でもあります。

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