小児歯科医院診療所開院の賃貸物件テナント内装工事確認

つくば市の学園の森に、新たに子供を主に診療治療する歯科医院「がくえんのもり小児歯科」の内装設計のご相談をいただきました。

はじめに医師先生からご依頼をいただいた具体的なことは、開院を考えている候補の賃貸物件で、

• 先生の考えておられる歯科医院が開院出来るか
• 使い勝手の良い診療所になれるか

を、確かめることでした。

図面で確認

候補の物件は、ご相談をいただいた時点ではまだ本体建物自体の工事中でした。

そこで建物管理会社様から、工事中の本体建物の図面をお送りいただいて、以下の内容を確かめました。

• 広さ−先生の診療方針の概要をお聞きして間取りプランを仮に作成して確かめました
• 天井高さ−充分な高さ(2.7メートル)がありました
• 床下高さ−木造1階のために床下配管に充分な高さ(30センチ)がありました
• 水道管排水管−設備配管ルートがありました
• 電気分電盤−壁面にありました
• 室外機置場−スペースの候補がありました
• 駐車場−出入り口前面が駐車場でした

現地確認

図面で上記の内容は把握出来ましたが、

• 図面に表示されていないもの
• 工事の都合で図面とは違うもの

が多々あるので、実際の現地状況を確かめられないと確実ではありません。

建物管理会社様にご案内をいただいて、現地に参り、詳細な部分も確かめました。

• 外部床高さと内部床高さ−出入り口までの床に段差があるかどうか
• 玄関扉−開き扉の開閉の先と後
• 排煙窓と作動ボタンの位置−ボタンが直近にあるかどうか
• エアコンの位置−他のテナントの室外機
• 室外機置き場
• コンプレッサ−機器置場と配管ルート−隣家との関係、駐輪場、他の室外機、ゴミ置場の位置に影響されます
• 看板の位置−道路からの距離
• 排水管の径寸法と位置−実際にある配管
• ガス給湯器−場所と大きさ
• 分電盤の位置と容量
• 消防設備
• 天井高さと床下配管スペース

管理会社様に確かめさせていただいたこともあります。

• 外壁の配管用の開口
• 外壁看板の位置や大きさの条件

現地確認を行なって、医師先生の希望の医院になれることを確かめて、先生に報告しました。