歯科医院併用住宅診察室の患者視線と医師視界と目隠し板壁

患者さんの視線を遮る

歯科医院の診察室で、診察台を複数設置して診療する場合では、隣り合う診察台に座る患者さんと患者さんは、顔を傾ければお互いの姿が見えてしまいます。

患者さんには不安になる方も居られるようで、お互いに視線が気にならないようにするために、中間に目隠しになる壁を設けました。

診察台に座った状態でも、診療をするときに診察台が傾いて水平に仰向けになった状態でも、お互いの視線が合わないような位置に目隠し板は立っています。

また診察室の空調環境を一様にするために、診察室が狭く感じられないように、目隠し板の上下部分は開放しました。

医師先生の視界を確保する

医師先生が診療中、隣りの患者さんの状況を少しでも目視出来るように、視界を確保する開口を目隠し板に設けました。

医師先生は目隠し板を越えるために身体を動かすことなく、視線だけを動かすことで、隣りの患者さんの状況を見ることが出来るようになりました。

玄関受付が見える

医師先生からは、診察室から玄関出入口の様子も見れるようにしたいご希望をいただきました。玄関出入口と診察室の医師先生の動線上に受付カウンターを設置して、診察室から視界を確保しました。

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