調剤薬局店舗の内装インテリア仕上げ材料をサンプルで決める

湘南大磯の国道1号線沿いに建つ「ことぶきや薬局」様は、既存建物の老朽化に伴って建て替えされました。薬局の内装設計にあたり、内装仕上げの決定は、仕上げ材による効果と費用を充分に考慮されて定められて、最後実物サンプルを確かめて決定されました。

内装インテリアの方針

薬局の売場のインテリアに対することぶきや薬局様のご希望は、

  • 広い印象になること
  • 明るい印象になること
  • 暖かい印象になること
  • 商品が良く見えること

でした。

そして「可能な限り安価に抑える」という条件がありました。

そこで、

  • 天井高さを高くして容積を確保し広い印象になるようにした
  • 壁や天井の仕上げ材料を白色系を選んで明るくなれるようにした
  • 陳列棚の棚板を薄い木目調が出る材料にして暖かい印象になれるようにした
  • 照明器具を電球色を使用し、壁面や天井面を照らすことで、明るい印象になれるようにした
  • 陳列棚に並べる商品を絞ることで商品が際立って見やすくなるようにした

と、方針が定められました。

床壁天井と商品棚の調和

暖かみのある素材は、色味の濃い木目調や赤系の色味によって印象付けられると思われがちですが、白色と白に近い木目調の組み合わせでも、暖かな印象が付けられます。

壁の素材は、商品の陳列の背景となるので光沢を避け、かつ汚れ難く安価であることが求められてビニールクロスが最適と考えました。安価な価格としては、ペンキ塗りもありますが、汚れにくくするためにはツヤを出す必要があり、ツヤを出すと商品の陳列の背景としては見にくくなると考えました。

壁クロスの選択

壁と天井の仕上げ材料をビニールクロスから選び出す場合、白色系のクロスとして絞ってもその見本帳は広辞苑の厚みになるくらい多彩です。

そこで、まず選ばないものを抽出します。

  • 冷たく真っ白な印象のもの
  • クリーム色やグレー色
  • ハッキリした模様が入ったもの

を抜くと、選ぶべきものが見えてきます。

サンプルを間近で眺めると多少の模様が良く見えますが、広い面積に貼ると、模様は見えなくなり、色は明るく見えます。その現象を前提に、陳列棚の棚板のサンプルと見合いながら、クロスの材料が選ばれました。

床仕上げの決定

床の材料は、壁とほぼ同様のご希望でありましたが、軸となる基準は「汚れない・汚れが見えない」モノでしたから、表面がフローリングの様に見える木目調のビニール素材から選ばれました。

照明による内装の印象

照明器具は商品の入れ替えや陳列方法が度々変わることが予想されたので、照明器具の移動が可能で、照らす方向も調節できる方式にされました。

照明器具はLEDの電球色のものが選ばれて、薬局様自身で追加購入できるものです。電球色の照明で壁を満遍なく照らすことで、明るく暖かみのある印象にすることが出来たとご満足いただけました。

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