内科糖尿病科クリニックの内装インテリア間取りプラン設計図

横浜相鉄線二俣川駅の糖尿病内科の「いのうえ内科クリニック」様の開院計画で、間取りプランを定めていただいた後に、内装インテリアの詳細な設計が進められました。扉や各造作部分、電気設備や空調・水廻り設備の詳細な内容を検討し定めて設計図に起こす作業です。設計業務の中では、各専門の知識と労力と時間を費やす場面です。

  • 内装(床壁天井)仕上げ
  • 扉の開閉方法と素材
  • 造作の使用方法や寸法(受付カウンターやカルテ収納棚)
  • 備品の位置使用方法(カーテンやベッド、椅子の寸法)
  • 電源コンセントの配置
  • 照明器具の配置
  • 通信設備コンセントの配置
  • 空調エアコンの配置
  • 換気方式と機器設備の配置
  • 水廻り設備の機器と配置
  • 消防設備の配置
  • 看板の表示内容

が、まとめられます。

内装の詳細設計は、医師先生と打合せを重ねて、医師先生の内装に関わるご希望をひとつひとつお聞きしながら、まとめられて行きます。

床壁天井の仕上げ材

  • =チリや水分が床に染み込まないようにするためにビニール素材の材料が選ばれました。掃除し易い材料で患者さんが床に嘔吐しても拭き掃除で取り除けます。スタッフルームだけは、既存のカーペットを継続利用されました。
  • =傷や汚れが目立たずに、安価なものとして、ビニールクロスがえらばれました。
  • 天井=井桁に組まれている既存の下地材に直接取り付けられる材料が選ばれました。多少の吸音性能があり、取り外しも出来て天井内が見ることの出来る材料です。「ジブトーン」と呼ばれています。

受付カウンター

医院に来院された患者さんの受付と診療を終えた患者さんの費用精算を行うカウンターは、出入口玄関を入った直近の場所に設けられました。

診療時間には受付をされる患者さんと精算をされる患者さんが同時に重なる場合が多いので、カウンターの形をL字型にして、複数の患者さんに応対ができるようにしました。

カウンターの台の高さは床面から110センチの高さにして、患者さんがカウンターの机台の中を容易に覗き込めない寸法形状にしました。

医院受付カウンター設計図

また、受付カウンターの中に居る職員さんが、待合室側に出る場合を考えて、カウンターの端に出入りできる部分を付けました。

受付背面壁面書類収納棚造作

井上内科様は、カルテについては電子カルテを採用されて、大量になる書類は無い前提で計画されました。

カルテはありませんが、受付カウンターの背面には、書類や備品用の壁面収納を設けました。

壁面の蓋扉のある茶色の棚の下部はあえて開放して、既製品の引き出し型の書類ケースを並べて置く場所にされました。

内科医院診療所クリニック受付カウンター

扉を引戸にする

部屋と部屋を区切る壁の開口扉は、可能な限り引き戸にする方針にされました。

扉を左右どちらかに引き分ける引き戸は、開閉する場合は前後のスペースに向かって扉が開かないので、省スペースのためには有効な方法です。

しかし、引き戸の開閉には左右どちらかに引戸全部がスライド移動できるスペースが必要になるので、間取りプラン上の制約ができることにご理解が必要です。

また最近の引き戸は、ほとんどが上部のレールから吊られる形式が多く、下部床にレールなどの凸凹が無くなりバリアフリーになれました。

さらに引き戸がレールに吊られて閉じる際に、枠に指が挟まれないようなストッパーが開発されて、枠に引き戸が近付くとどんなに早いスピードで閉められてもブレーキが掛かって、ゆっくりと柔らかく閉まる仕組みになっていて安全になりました。

車椅子患者さん用トイレの二連引戸+片開き扉

患者さん用のトイレは待合室に面して、

  • 男性用小便器トイレ
  • 車椅子の患者さんも利用できる大便器トイレ

が設けられました。

ただし、車椅子の患者さんが利用できるトイレの出入り口扉は、引戸一枚を左右開閉する間取りは確保出来なかったので、二枚に分けられた引戸が連動して開閉する扉が採用されました。さらに二枚の引戸は片開き方向に開く扉と連続しています。

健常の患者さんが出入りするときは二連の引戸を左右開閉するだけで、車椅子の患者さんが出入りするときは二連の引戸を回転させて開閉させる優れた製品です。

糖尿病内科医院診療所クリニックトイレ

糖尿病内科医院診療所クリニックトイレ

糖尿病内科医院診療所クリニックトイレ

糖尿病内科医院診療所クリニックトイレ

扉三枚は全て上の枠から吊られていて、下部床にはレールなどの凸凹はなく、バリアフリーです。

検尿コップ収納

多数の患者さんは、はじめに検査用に採尿します。採尿の紙コップが渡されて、トイレで採尿します。採尿したコップ容器をトイレの壁に取り付けられた採尿口に納めます。

検尿コップ窓扉糖尿病内科医院診療所クリニック

採尿口の端と端には各々扉が付いていて、二重の扉板は不透明のアクリル板で、手前の扉を開けて置かれたコップは扉を閉めると薄っすらと見えて、反対側の扉の奥の様子は見えません。

検尿コップ窓扉糖尿病内科医院診療所クリニック

検尿コップ窓扉糖尿病内科医院診療所クリニック

検尿室の汚物流し器をトイレ大便器と兼用

採尿されたコップ容器を受け取り、尿の検査が終わると、尿は廃棄されます。尿は汚物流し器に流します。

汚物流し器は「便座のない流し器」なので、座れる大便器を取り付けてスタッフ用トイレと兼用させました。

スタッフ用トイレと検査室とを兼用させて、コストとスペースを兼用させることが出来た医師先生のアイデアです。

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