歯科医院移転内装工事の2ユニット間取り設計図とインテリアデザイン

歯科医院の内装設計

東京大森の森川歯科医院様の移転内装設計は、

  • 診察台2ユニット
  • CTレントゲン機器のX線室

の診療構成で、既存の歯科医院の使い易かった点と、改善されたかった点について、医師先生から綿密にお聞きして、診療に関わるご希望をお聞きしながら設計が進められました。

下足靴を上足滅菌スリッパに履き替える

来院された患者様は引き戸の玄関から入ると、靴下足をスリッパに履き替えていただく方式を、移転先の床下配管の都合上、床に段差が生まれるために、継続して採用されました。

内部の床下配管のためにどちらかで床の段差をつける必要があり、それを靴を履き替える玄関の部分に設けることで、床の段差の違和感を無くすものでした。

スリッパは滅菌用収納箱を用いて納められて、すぐ横に下駄箱を設けました。

待合室の椅子

待合室の椅子は、先生が既にお気に召したものがあり、その椅子の寸法に合わせて、待合室の寸法は定められました。

待合室のガラス面にブラインド

玄関と待合室は全面道路側のガラス窓に面していて、外から中が伺い知れるようになっています。閉院中や日射が厳しい時は、ブラインドを下ろすことにされました。

今までのブラインドは、羽根が不透過の板になっていて、明るさの確保は羽根を回転させて光を調節するものでしたが、羽根自体が透過性のあるブラインド「アカリナ」を採用して、ブラインドを落とすと視線は遮断しても、外部の日射は多少取り込めるものになり、障子のように柔らかな明るさを待合室に取り込むことが出来ました。

掲示板

下駄箱の上部と待合室の壁面の一部は、ポスターやチラシを画鋲を刺して止めれる掲示板を設けました。

一番底にベニヤ板を貼り、その上に5ミリの厚みのコルクボードを貼り、さらにその表面にビニールクロスの壁紙を貼ります。画鋲はポスターと壁紙、コルクボードを通ってベニヤを刺して止まります。壁紙の画鋲の穴は指で押すとなくなり、何度でも画鋲が刺せる掲示板になります。

受付カウンター

玄関土間を上がると目の前にカウンターがあります。カウンターは待合に患者様を誘導するためとカウンター内のスペース確保のために斜めに配置されています。

患者様がカウンター内を覗き込まないように、多少カウンターの高さを高くしてあります。(高さ110センチ)

カルテ収納

カルテはA4サイズのクリアファイルを横向きに収納されます。収納するカルテ棚は受付カウンターの背後に設けられました。

表面には扉を設けて、地震で揺れても落ちて来ないようにしました。

洗口台パウダーコーナー

診察の前に歯を磨いたり、口紅などを落としていただいたりするパウダーコーナーを待合室に面してトイレの手前に設けました。診察室からも入ることが出来て、診察を終えた患者様が待合室へ行かずに診察室から入れるようにしました。

患者様スタッフ兼用トイレ

全体の規模が広くなかったので、トイレは患者様とスタッフが兼用できることにされました。診察室からも待合室を通らずに入ることができるようにされました。

扉は引戸

可能な限り出入り口の扉は引き戸にされました。上から扉を吊って動かせる金物が一般的になったために、下部のレールが不要で段差の必要がなく、左右に動作する時のガラガラ音もなくなりご希望されました。

開き戸の場合は扉が回転する場所のスペースが必要になり、引き戸はそのスペースが不要ですが、反面引き戸は引き込まれる部分のスペースが必要になるので、容易に全ての開閉部分に採用ができない場合があります。

X線室とパソコン台

新しく導入されるCTレントゲン機器に必要なスペースを確保して診察台と受付の間にX線室は配置されました。

 

X線室の扉の手前に作業台を設け、作業台の下をパソコンの収納にして、作業台の上にはモニターとキーボードを置いてカルテを記入する場所となります。

X線室扉を引き戸に

X線室の扉も引き戸にされました。放射線の遮蔽をするために引き戸はX線室側にあります。

外套掛け

診察台の手前の壁には、患者様用の外套や脱いだ服を掛けておく金物を取り付けました。なるべく患者様の目の届く範囲にして、紛失や間違って他人のモノを持ち去ってしまわないようにするためです。

相談コーナーの可動間仕切り

診察台と診察台に挟まれる場所を相談コーナーとして机を設け、さらに間仕切りふすまを締め切ることで個室空間的な場所を作り出しました。多目的な場所としての利用を想定して、

  • 複数の患者さん家族にモニター映像を見せながら診療方針を説明する
  • 待合室では心配なお子さんが診療中に待機する
  • 医師先生、スタッフの書類記入整理場所

などを想定していますが、診察台に隣接しているので、便利に利用する予定です。

手洗いカウンター

診察台に挟まれる部分には手洗いカウンターも設けられました。モリタ様が販売されているユニットの手洗い台ユニットで、手洗いシンク、歯型収納、診察機器が収納できる棚が揃っていました。

診察室の間接照明

診察室の照明は、医師先生の作業をされる部分はダウンライトで照らしますが、その他の患者さんの目に入る部分は間接照明にしました。

既存建物の天井から出っ張る梁を利用して、梁の底に板を貼って照明器具を仕込み、診察室を囲むように間接照明で天井が照らされ、天井を見上げる患者様には眩しくなく診察室を明るくすることが出来ました。

消毒技工コーナー

既存の歯科医院の使い勝手を踏襲し、入り組んでいた台を直線にした技工+消毒のコーナーになれました。

技工と消毒を分けて、消毒は、作業台+流しシンク+食洗機+オートクレーブ の順に並んでいます。台の上の壁面には、様々な器具や材料が置ける様に可動棚を設け、上部には吊り戸棚を設けました。

技工コーナーには、既存の医院で使い慣れた壁面棚を外して、継続利用することにされました。

機械収納

コンプレッサーとバキュームの機械は外部に置けず、室内の一部に置くことになりました。

機械は棚を設けて上下に重ねて置く様にして省スペースを計りました。手前には振動と音を防ぐ扉でふさぎ、内部もグラスウールを貼って防音防振ができる様にしました。

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