歯科医院内装工事を行う移転先既存内装を解体して分かること

既存内装材を撤去すると分かること

東京大森の歯科医院「森川歯科医院」様の医師先生が移転する医院を開院される場所を決められた後に、はじめに既存内装材の下地材を残した解体撤去が始まりました。

解体撤去が済んだ時点で再度現地を確認させていただきました。目的は、新たな内装設計に必要な、内部のスケルトンの状況や給水管や排水管の設備配管ルートなどについて確かめておくためです。

床仕上げの下の状況

既存の内装仕上げが撤去されて、床板の下部の状況を見たところ、前回入居されていた方のさらにその前の入居者が飲食店舗で、床の広範囲がモルタルかさ上げされていて、厨房に利用されていた部分には排水トラップが設けられていました。

このように、直前の内装状況を見ただけでは、表面内装の下部や裏側まで分からないことが沢山あります。

上記のような床内部のかさ上げ部分は、今回の内装工事における床下の配管に対して邪魔なので、最終的に撤去されることにはなりましたが、大家さんも、借主である医師先生もその存在は認識していないので、これの除去費用について、 

  • 誰が負担するのか
  • 解体撤去中の家賃の扱い

などは、開院の予定を変えないためにも早急な判断が必要になりました。

他にも

  • 給水管・排水管の位置
  • 天井の下地組状況
  • 天井裏の高さ寸法
  • 換気扇のダクトルート
  • 外壁面の断熱材の有無

を確かめることができました。

上記の内容は、内装工事を行う場合に、工事費について影響がある内容です。内装工事では、既存の内装がある場合、そちらを撤去除去してみないと分からないことが沢山あることを認識しておかなければなりません。

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