薬局店舗患者用出入口自動ドア窓扉単板ガラスに遮熱フィルム

木造建物の断熱

木造の建物を新築・改修する場合で、建物に断熱材を施す場合、

  • 外断熱工法
  • 内断熱工法

の2つがあります。

燃えない不燃断熱材は、現在では安価な材料は中々無いので、屋根や外壁に防火構造や耐火性能が求められる場合は、内断熱工法を選ばざるを得ません。

外断熱工法は理論的には理想的ですが、建物自体が耐火建築物であることが条件となることが多かったり、防水性能上  断熱面が連続しなかったりと、中々実現する条件が揃わないことが多いです。

外壁・屋根・床の断熱

木造の建物の内側断熱は、条件が許せば、ポリウレタンやスチレンの水分に影響されない断熱材を施工していただくことをお勧めしています。

グラスウールなどの繊維系の断熱材は、水分に触れると変形して収縮して断熱性能が変わるので避けてもらっています。

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窓ガラスからの熱の流入

外壁の断熱性能と比べると開口窓ガラス部分の断熱性能は圧倒的に低く、窓ガラスから熱さや寒さが出入りしていると言っても過言ではないくらいです。

複層ガラスと単板ガラス

最近では複層ガラスと断熱サッシは汎用性になりつつあります。

大磯の調剤薬局ことぶきや薬局様の出入口窓ガラスは、内部の様子を見やすくするために、本来なら防火設備開口なので網入りガラスを嵌めなければなりませんが、網の入らない透明な耐火ガラスを採用したために複層ガラスにすることが出来ず、単板ガラスになりました。

遮熱フィルム

すると断熱性能がガラス開口部分で落ちるので、ガラス面に遮熱フィルムを貼って、断熱性能が維持することにされました。

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