歯科医院クリニック診療所診察室の床下配管と上げ床

歯科診察室の床下配管

歯科医院では様々な場所で水を使用されます。トイレ、洗面洗口台、消毒台、診察台ユニット等々です。水を使って洗い、その水を流して排水する配管は、水の自然流水によって流れていくので、配管の最小限の水勾配(傾き)が必要になります。

トイレの排水管は直径75ミリ以上で勾配(傾き)は1/100 (1メートルにつき1センチ)必要とされていて、他の排水管は直径50ミリ以上で勾配は1/150 (1メートルにつき0.7センチ)必要とされています。

161026-fujimaki-dental-clinic0967

排水する機器と最終排水管までの距離によってこの排水管による床下配管スペースの高さが決まります。

今回は診察台ユニットから最終排水管までの距離が長く、床下配管スペースの高さは高くなりました。

診察室の上げ床

排水管や給水管、その他の管が設置される床下は、金属の支柱と井桁に組まれた下地の上に板を載せて組み上げられます。

藤巻歯科医院様の工事では、新築された既存の建物で、床下配管スペースを設ける前提で造られていたので、最小限の床上げで済みました。

161116-fujimaki-dental-clinic1095

161116-fujimaki-dental-clinic1097

賃貸テナント部分で水を使う機器を使用するには、排水管の設置スペースを確保しておかないと、機器が設置できなかったり、水が流れなかったり、予想以上に床上げをする必要があります。

space-white

医院クリニックの無料相談・お問合せ

北島建築設計事務所の実績解説をご覧いただき、誠にありがとうございます。北島俊嗣の30年を越える設計業務経験に基づいた設計実績解説は、お客様の家づくりや建物のお悩みの解決にお役に立てたでしょうか。


設計業務で蓄積させていただいた、間取りプランの作成・確実な法的届出・工事予算抑制の工夫・防音や断熱の技術・空調や照明の知識 などを存分に利用していただくことで、お困りの課題を解決して、予算の範囲で〈患者さんに確かな診療や治療を行う医院クリニック〉を実現して下さい。


ご相談は無料です。ご相談をいただいても直ぐに費用は発生しません。。ただし 間取りプランの検討や作成など 間取りプランの作成や工事金額の試算などで費用が発生する場合は事前にご説明し、ご納得いただいてからになります。ご相談には責任あるお応えをさせていただきます。


お問合せは、相談フォーム(下のボタン)から、または電話、メール、どちらでも構いません。ご相談は無料です。


電話:045-721-6566
メール:[email protected]
(タッチして つながります)


無料相談・お問合せ