子ども小児歯科医院診療所クリニックの床下配管設備工事

つくば市学園の森に新たに子ども専門の小児歯科を開院することになりました。建物は木造2階建の賃貸建物で、その1階部分の内装工事による開院計画です。

床下に配管が必要

歯科医院の計画で、診察室の診察台ユニットや背面の手洗い台、トイレや消毒室には水を使い設備機器があります。水を供給し、使用した水を排水することが必要になります。

特に診察室の診察台は、周囲に空きスペースがあり、診察台が独立して床の上に置かれた状況で利用されます。

診察台につながる水道管や排水管、さらに圧送空気や吸込みバキューム管などの配管は、床上に設けると周囲の歩行や診療に邪魔になるので、床下を沿わせ床下から診察台に連結しなければなりません。

特に木造地上1階の場合は、床下にコンクリートの基礎の立ち上がりがあって、床下空間に高さがあるので比較的自由に設備配管が設置可能です。鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物では、この床下配管のために床全体を上げなくてはならず、賃貸建物ではこの設備配管が可能であるかを確かめなくてはいけません。

排水管の位置と床下配管スペースの高さ確認

今回もはじめに内装設計のご相談をいただいて直ぐにしたことは、

  • 床下の配管スペースに建物の排水管が設置されているか
  • 床下の配管スペースの高さが確保できるか

を図面、現地で確認しました。

 →関連記事「小児歯科医院開院の賃貸物件テナント内装工事確認」

内装工事の一番はじめに設置される床下配管

内装設計が完了し、工事会社様も決まって工事が始まると、はじめに床下配管工事から着手されます。

その配管の正しい位置を確かめるために、診察台ユニットの位置は現地に原寸大の図面を敷いて、ユニットの方向角度、位置を確かめて、必要な設備配管の位置を定めます。

手洗い台、洗口台、消毒台、トイレなどの配管が済んだ後に、床が組み立てられていきます。

将来設置する診察台ユニットの配管

診察室の診察台ユニットは開院時は2台で、将来1台増設することになりました。

将来増設する診察台のために、あらかじめ設備配管を設置しておきます。場所も想定し、増設する場合の配管工事のために床点検口を設けておきました。

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